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講演抄録/キーワード
講演名 2018-12-15 10:00
AIRRによる空中ディスプレイにおけるhollow face錯視 ~ 首ふりドラゴンを用いた実物体と空中像における錯視効果の比較 ~
黒川菜緒八杉公基山本裕紹宇都宮大
抄録 (和) 凹面の顔が凸面に見える錯視(hollow face錯視)は,人間の顔や,立方体のような3D形状において,単眼で観察するときに発生することが知られている.我々は再帰反射による空中結像(AIRR)による空中3D表示において両眼観察時でもhollow face錯視が発生することを発見した.本研究では,主観評価実験から,(1) 実物体と空中像における両眼観察時の錯視効果の違いと,(2) 両眼/片眼で実物体/空中像を観察する4条件での錯視効果に影響する要因の検討を行った.実験の結果,両眼で実物体を観察する場合よりも,両眼で空中像を観察する場合の方が凹面が凸面に見える錯視が発生しやすいことがわかった.この結果は,両眼で実物体を観察時には両眼立体視による奥行き知覚が優先され,両眼で空中像を観察時には絵画的な奥行き手掛かりが優位に働くことを示唆する.また,今回主観評価実験で設定した形容詞対では錯視効果に対する関係性が見られなかった. 
(英) We have realized an aerial 3D display with AIRR (aerial imaging by retro-reflection) that evokes hollow face illusion, in which a concave mask of a face is perceived as a normal convex face. In this paper, we compare the hollow face illusion effect in the case of an aerial 3D image and a real object by subjective evaluation. Moreover, we investigate factors that evoke hollow face illusion. As a result, the illusion effect on the aerial image was stronger than the real object under binocular viewing conditions. However, there was no relationship between the illusion effect and adjective pairs on the subjective evaluation experiment.
キーワード (和) AIRR / 再帰反射 / 3D / Hollow face錯視 / / / /  
(英) AIRR / Retro-reflection / 3D / Hollow face illusion / / / /  
文献情報 映情学技報, vol. 42, pp. 45-48, 2018年12月.
資料番号  
発行日 2018-12-07 (HI) 
ISSN Print edition: ISSN 1342-6893    Online edition: ISSN 2424-1970
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研究会情報
研究会 HI VRPSY  
開催期間 2018-12-14 - 2018-12-15 
開催地(和) 北九州市立大学 小倉サテライトキャンパス 
開催地(英) Kokura Campus, Univ. Kitakyushu 
テーマ(和) 視聴覚の基礎と応用、VR心理学、感性情報処理、一般 
テーマ(英)  
講演論文情報の詳細
申込み研究会 VRPSY 
会議コード 2018-12-HI-VRPSY 
本文の言語 日本語 
タイトル(和) AIRRによる空中ディスプレイにおけるhollow face錯視 
サブタイトル(和) 首ふりドラゴンを用いた実物体と空中像における錯視効果の比較 
タイトル(英) Hollow face illusion on aerial display with AIRR 
サブタイトル(英) Comparison of illusion effects on a real object and an aerial image of Paper Dragon 
キーワード(1)(和/英) AIRR / AIRR  
キーワード(2)(和/英) 再帰反射 / Retro-reflection  
キーワード(3)(和/英) 3D / 3D  
キーワード(4)(和/英) Hollow face錯視 / Hollow face illusion  
キーワード(5)(和/英) /  
キーワード(6)(和/英) /  
キーワード(7)(和/英) /  
キーワード(8)(和/英) /  
第1著者 氏名(和/英/ヨミ) 黒川 菜緒 / Nao Kurokawa / クロカワ ナオ
第1著者 所属(和/英) 宇都宮大学 (略称: 宇都宮大)
Utsunomiya University (略称: Utsunomiya Univ.)
第2著者 氏名(和/英/ヨミ) 八杉 公基 / Masaki Yasugi / ヒロツグ ヤマモト
第2著者 所属(和/英) 宇都宮大学 (略称: 宇都宮大)
Utsunomiya University (略称: Utsunomiya Univ.)
第3著者 氏名(和/英/ヨミ) 山本 裕紹 / Hirotsugu Yamamoto / ヒロツグ ヤマモト
第3著者 所属(和/英) 宇都宮大学 (略称: 宇都宮大)
Utsunomiya University (略称: Utsunomiya Univ.)
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講演者 第1著者 
発表日時 2018-12-15 10:00:00 
発表時間 20分 
申込先研究会 VRPSY 
資料番号 HI2018-72 
巻番号(vol) vol.42 
号番号(no) no.43 
ページ範囲 pp.45-48 
ページ数
発行日 2018-12-07 (HI) 


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