講演抄録/キーワード |
講演名 |
2010-07-30 09:50
地上波デジタル放送における複数チャンネルを用いたマルチパス到来時刻推定方式 ○中村 聡・生天目 翔・久下孝順・大野光平(東京理科大)・太田弘毅(NICT)・伊丹 誠(東京理科大) |
抄録 |
(和) |
地上波デジタルテレビ放送における難視の改善が重要な課題となっている.
難視の主な原因として遮へいやマルチパスの影響があげられ,伝送路を正確に解析することは重要である.
地上波デジタルテレビ放送の受信波から得られるパイロットシンボルを用い単一チャンネルにおける伝送路解析を行った際,距離分解能はチャンネルの帯域に依存するため約54[m]となる.
そこで,本検討では複数チャンネルの連結を行い,周波数帯域幅の拡張を行い距離分解能の向上を図った.
さらに,伝送路のパス分解を行うことで電力の大きなパスのサイドローブに隠れていたパスも推定することが可能となった. |
(英) |
An improvement scheme for degradation of reception characteristics of the digital terrestrial television broadcasting (DTTB) is an important issue.
The degradation is caused by multipath effects and masking problem of the direct path, thus an analyzing technique for the channel is significant.
Resolution of distance in delay profile is not enough using only one channel.
In this paper, the multi-channel connection scheme is proposed.
Resolution of distance in delay profile is improved by the proposed scheme. |
キーワード |
(和) |
OFDM / ISDB-T / マルチパス / 遅延プロファイル / 複数チャンネル / チャンネル連結 / Newton法 / |
(英) |
OFDM / ISDB-T / Multi-path / Delay Profile / Multi-channel / Channel Connection / Newton Method / |
文献情報 |
映情学技報, vol. 34, no. 33, BCT2010-61, pp. 23-26, 2010年7月. |
資料番号 |
BCT2010-61 |
発行日 |
2010-07-22 (BCT) |
ISSN |
Print edition: ISSN 1342-6893 |
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